値貼り付けのショートカットキー
Excelで作業を行っていると意外と頻繁に出食わすのが「値貼り付け」。
いちいちキーボードからマウスに手を持っていくのが面倒くさい、時間の無駄、「Ctrl+V」のようにショートカットキーで操作できたらと思ったことはありませんか?
ちょっと語弊がありますが、「値貼り付け」にもキーボードのみで操作するためのショートカットキーがあるので解説します。
操作説明
使用するショートカットキーは『Ctrl+Alt+V』です。
ですが、このショートカットキーは「Ctrl+C」や「Ctrl+V」といった特定の操作をするためのショートカットキーではなく、「形式を選択して貼り付け」のウィンドウを開くためのショートカットキーです。
詳しい操作説明を順を追って行います。
1 貼り付けたい対象をコピーする
これは通常操作なので「Ctrl+C」で任意のデータをコピーします。
2 貼り付けたい対象セルで『Ctrl+Alt+V』を押す
下画像の赤枠で囲った部分「形式を選択して貼り付け」のウィンドウが開かれます。
3 『値(V)』を選択する
方法は以下の3通り。
- 「Alt+V」を押下する
- 「↓」キーを2回押下する
- マウスでクリックする
※ショートカットキーで操作しようとしているのでマウスを選ぶ選択肢はあまりないかもしれませんが、状況によってはマウスの方が早いケースもあるのでケースバイケースで自分の都合の良い操作を選びましょう。
4 「Enter」または「OK」ボタンで貼り付けを完了する
以上です。
まとめ
値貼り付けはショートカットキー『Ctrl+Alt+V』を使用する。
キー3つでかつ3つ同時は何かと押しにくい配置ではありますが、慣れればそんなに気にもならなくなりますし、「形式を選択して貼り付け」のその他の機能も同様に使えるようになるのでキーボードメインで操作したい、作業効率を上げたいという人は積極的に使うと良いでしょう。