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【Excel】セルの連結を応用して好みの連番を作る方法

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セルの連結を応用して好みの連番を作る方法

セルの連結や、各種関数を応用して連番になったIDなどを作る方法を解説します。

例えば下の画像のような商品名や顧客情報からIDを作成したいとします。

作成したいIDのイメージはこんな感じ。

商品名+4桁の商品番号(00XX)+5桁の会員番号(0000X)+性別NattouIce-0055-00001-1

画像のようにデータ(顧客情報)が5人分であれば手作業で問題ありませんが、データが100人1,000人となると手作業で作業を行うのはナンセンス、時間の無駄です。

Excelでは関数とセルの連結をうまく組み合わせることでID作成を行えるようになるので、活用して作業の効率化を図りましょう。

 1 商品名を組み込む
会員IDを表示したいセルE5に「=B1」と入力します。
「=」の後にセルを指定してあげると、数字でも文字列でも関係なく抽出します。

 2 「ハイフン」を連結させる
「ハイフン」などの2バイト文字を連結したい場合「&」だけでは駄目でさらに「"(ダブルクォーテーション)」で対象の文字を囲います。
「=B1&"-"」となります。

 3 4桁の商品番号(00XX)を連結させる
条件は「4桁の商品番号(00XX)」ですが、元の画像を見てわかるように商品番号は2桁です。
"&"を使ってただ連結しただけでは「NattouIce-55」とになってしまうので、ここではRIGHT関数を使用します。
「=B1&"-"&RIGHT("0000"&B2,4)」となります。

 4 5桁の会員番号(0000X)を連結させる
手順2と手順4のほぼ繰り返しになります。
「=B1&"-"&RIGHT("0000"&B2,4)&"-"&RIGHT("00000"&C5,5)」となります。

 4 性別を数値化して結合する。
性別の数値化は「男=1」「女=2」とします。
IF関数を使用します。
「=B1&"-"&RIGHT("0000"&B2,4)&"-"&RIGHT("00000"&C5,5)&"-"&IF(D5="男",1,2)」となります。

Enterを押して確定して上げれば、下の画像のようにIDが入ります。

 5 オートフィルで他のセルに数式を適用するために、修正を加える。
必要なすべてのセルに数式を適用するには若干の修正が必要です。
手順4までに入力した内容でオートフィルを使用しても2行目以降のIDは期待した表示になりません。
そのため、変化して欲しくない部分に「$」を付与します。
=B$1&"-"&RIGHT("0000"&B$2,4)&"-"&RIGHT("00000"&C5,5)&"-"&IF(D5="男",1,2)
となります。

 6 オートフィルで他のセルに数式を適用する。
最後にオートフィルでぴゃっと表の下まで適用して上げれば完成です。

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